ハーブティーでリラックス&リフレッシュ。ストレスに効く12のお茶
ハーブティーにはストレスを抑え、心身をリラックスさせる効果が期待できます。今回はハーブの効能やおすすめのハーブティーをご紹介!ノンカフェインの商品もご紹介します。種類が豊富なハーブティーの中から自分に合ったものを選ぶ際の参考にしてくださいね。
2022年01月11日更新
記事の目次
- 1 [1] ハーブティーでリラックス効果が得られる理由
- 2 [2] ハーブティーに含まれるハーブの種類・効能とは?
- 3 [3] リラックスタイムにイチオシのおいしいハーブティー12選
- 3.1 【エンハーブ】ブレンドハーブティー「ストレスでキリキリしちゃう時に」
- 3.2 【茶舗山年園】国産100%カモミールティー
- 3.3 【ナチュラルショップなごみ】ラベンダーハーブティーオーガニック
- 3.4 【ヴィーナース】セントジョーンズワートティー
- 3.5 【セレッシャル】スリーピータイム
- 3.6 【ナチュラルリズム】オーガニック ブレンドハーブティーセット
- 3.7 【茶舗山年園】国産100%レモングラスティー
- 3.8 【ポンパドール】ローズヒップ&ハイビスカスティー
- 3.9 【ガーデンオブアンデス】オーガニックレモンバーム
- 3.10 【ポンパドール】ペパーミントリーフ
- 3.11 【セレッシャル】シナモンアップルスパイス
- 3.12 【クリッパー】オーガニック カモミールティーバッグ
- 4 [4] リラックス系ハーブティーをもっとおいしく味わう方法&注意点
- 5 [5] ハーブティーに関するよくある質問
- 6 [6] ハーブティーでリラックス!いい香りでリフレッシュしよう!
[1] ハーブティーでリラックス効果が得られる理由
ハーブティーは古くから民間療法として病の治療、薬用、外傷の消毒などに使われてきました。
「飲むとリラックスできる」という方も多いと思います。その理由はご存知でしょうか?
ハーブティーのリラックス効果は、自律神経を整える効果と関係しています。
そのメカニズムの根幹は、ハーブティーの豊かな香りです。
香りは嗅覚を刺激して脳へ直接作用し、副交感神経の働きを促進します。
副交感神経が優位になることで、心を鎮めてリラックスできるのだそうです。
ストレスにも効くって本当?
ハーブティーでリラックスだけでなく、ストレスケアまでできたらうれしいですよね。
もちろん、ハーブティーには自律神経を整える効果が期待できるため、ストレス解消にも効果が期待できます。
そもそも自律神経は、交感神経が優位になると緊張状態になり、副交感神経が優位になるとリラックス状態になります。
ストレスを感じていると、この自律神経のバランスが乱れると言われていて、不眠や食欲不振など心身の不調を感じてしまうのです。
ハーブティーの芳香成分は、自律神経のバランスを正常に戻し、交感神経優位の緊張状態から副交感神経優位のリラックス状態へと切り替えます。
そうなることで、ストレスによる心身の不調まで解消できるといわれているのです。
[2] ハーブティーに含まれるハーブの種類・効能とは?
ハーブティーに含まれるハーブは種類が豊富で、その効能も異なります。
そのため、ハーブティーは気になるけど、どれを選べばいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
そこでここからは、ハーブの種類や効能などをそれぞれ詳しく紹介します。
今回紹介するハーブティーはカフェインが含まれていません。カフェインを摂取したくない方にもおすすめです。
ラベンダー|リラックスの救世主
紫色の美しい花を咲かせるラベンダーは、もっともポピュラーなハーブのひとつ。
アロマテラピーにも活用されていて、ほんのりと甘く穏やかな香りが特徴です。
ラベンダーの香りには心を落ち着かせる鎮静効果があると聞いたことがある方もいるでしょう。
ストレスが溜まったときや不安を感じるとき、なかなか寝付けないときはラベンダーティーでリラックスしてみてはいかがでしょうか。
自律神経にアプローチし、神経関連の不調や消化器系の不調もケアできると言われています。
ラベンダーには通経作用があるため、妊娠中は安定期に入るまでは使用を避けましょう。
ハイビスカス|美肌のハーブ
鮮やかな赤色と酸味のある風味が特徴的なハイビスカスティー。
その酸味は植物酸であるクエン酸によるもので、クエン酸が新陳代謝や疲労回復をサポートします。
ハイビスカスにはビタミンCが含まれているため、美容効果も高いと言われていることも特徴です。
ストレスが溜まって心身ともに疲れ切ってしまったときには、甘酸っぱい風味と南国をイメージさせる鮮やかな色味でリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。
レモングラス|リラックス&胃腸もスッキリ
レモンのようなすっきりとしたフレッシュな香りが特徴のレモングラス。
料理の香り付けに使われるハーブとしても知られています。
レモングラスは昔から、消化促進効果と整腸作用を目的に重宝されているのだそう。
過食による胃もたれやお腹のハリ、不快感があるときにはレモングラスティーで心もお腹もリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。
副交感神経の働きを助け、自律神経をサポートする効果も期待できるので、リラックスしたいときにもおすすめのハーブティーです。
カモミール|不調や冷え、生理中にも
古くから薬草として使われてきた万能ハーブのひとつでもあるカモミール。
キク科の可愛らしい花を咲かせるカモミールはリンゴのような甘い香りが特徴で、自律神経をケアする働きに期待できます。
体を温める効果や、筋肉の緊張を和らげる効果、また、乱れたホルモンバランスに働きかける効果にも、古くから期待されてきました。
そのため冷え性やPMS(月経前症候群)、生理痛の緩和にも役立つと言われています。
生理痛に悩んでいるけど、市販薬にはあまり頼りたくないという方にも選ばれているハーブティーです。
シナモン|消化をサポート
世界三大スパイスとして、古くから親しまれているシナモンは、独特のスパイシーさと香り高く甘みのある風味が特徴です。
そんなシナモンには消化促進効果があるので、お腹の張りや吐き気、消化不良に効果が期待できます。
また、胃腸の働きを助ける効果から、ストレスによる胃痛にも効果があると言われています。
シナモンは血行促進効果にも優れているので、冷え性や風邪の予防にもおすすめのハーブティーです。
レモンバーム|落ち込みやすい心身に
ほんのりとレモンの香りがする、ミント系の風味が特徴のレモンバーム。
ポリフェノールが豊富に含まれているので、アンチエイジング効果が期待できるハーブです。
レモンバームには鎮静作用や抗うつ作用が期待できます。そのため、自律神経のバランスを整えるハーブティーとして多くの方から支持されるハーブティーです。
ストレスによって自律神経が乱れる前に心と体を休め、整えたい方は、レモンバームのハーブティーを飲んでみてはいかがでしょうか。
バレリアン|睡眠をサポート
西ヨーロッパ原産のバレリアンは、古くから向精神薬や睡眠薬として用いられてきたハーブ。
ハーブとしてはややマイナーながらも、中世ヨーロッパでは「神様の睡眠薬」と呼ばれていたほどの効果が期待できるハーブです。
ストレスの緩和・軽減や精神不安、ヒステリーなどのさまざまなメンタルケアに期待できます。
ストレスが原因の不眠に対してもおすすめ。不安や心配事が頭から離れないときや、気持ちが昂って眠れないときにぴったりなハーブティーです。
リンデン|飲みやすい味のリラックス系ハーブ
甘い香りが特徴のリンデンのハーブティーは、ほのかに甘く優しい味わいが飲みやすいので、ハーブティー初心者にもおすすめ。
効能は昂った神経を鎮めると言われているので、ストレスやイライラなどの精神的不調のケアに期待できます。
また、心身の緊張を和らげる効果も期待できるので、ストレスによる緊張性頭痛に悩んでいる方にも選ばれています。
リラックスしたいときや緊張や不安があって眠れないとき、ストレスやイライラした気持ちを落ち着かせたいときに飲むと、張りつめた心を落ち着かせてくれるでしょう。
ペパーミント|気分をスッキリしたいときに
爽やかなメントールの香りで清涼感をもたらしてくれるペパーミント。胃腸系のトラブル改善に活躍するハーブです。
食べ過ぎや飲みすぎの際にペパーミントティーを飲むことで消化促進、胃腸の不快感を軽減してくれます。食後は口の中をさっぱりさせ口臭予防も期待できます。
ジンジャー|温活や消化の促進に
消化や血流のサポートに優れたジンジャー。
胃腸の不調の際には食材として利用することはもちろん、ジンジャーハーブティーを飲むことでつらい症状を軽減できると言われています。
身体の温もりもサポートするから、女性はぜひとも味方につけたいハーブのひとつです。ピリリとした香りは気分もシャキッとしてくれます。
[3] リラックスタイムにイチオシのおいしいハーブティー12選
「ハーブの種類や効能はわかったものの、実際にハーブティーを選ぶのは難しそう」と思っている方も多いのではないでしょうか。
そんな方のために、こちらではリラックス効果が高くておいしいハーブティーを厳選して、紹介します。
今回紹介するものは、すべてインターネットでの購入が可能なので、気になるハーブティーがあれば注文してみてはいかがでしょうか。
【エンハーブ】ブレンドハーブティー「ストレスでキリキリしちゃう時に」
enherb(エンハーブ)は、“ワイルドクラフトハーブ”という、野生に近い環境で育った生命力溢れるハーブを厳選し、積極的に使用しているハーブ専門店です。
防腐剤や人工香料、着色料などの添加物は使用せず、植物のチカラを最大限に活かした商品づくりをおこなっています。
また、enherbではほとんどのハーブティーが茶葉タイプとティーバッグタイプを選ぶことが可能。
自分の生活スタイルやハーブティーを飲みたい場面に合わせて選べます。
ハーブ専門店「enherb(エンハーブ)」 公式サイトはこちら
「ストレスでキリキリしちゃう時に」は、専門知識を持つハーブブレンダーが調合したブレンドティー。
名前のとおり、心配や不安、悩みなどでキリキリイライラするときに、穏やかな休息を与えてくれます。
リラックス効果の高いジャーマンカモミールやレモングラス、リンデンをはじめとした9種類のハーブをブレンド。
ストレスが体に現れやすい方におすすめのハーブティーです。
味の特徴は、カモミールの優しい風味にレモングラスの爽やかな風味が混ざりあう飲みやすい味。
ノンカフェイン・ノンカロリー・添加物不使用のハーブティーは、チカラが入り過ぎた体と心をやさしくほぐしてくれるでしょう。
ハーブ専門店「enherb(エンハーブ)」 公式サイトはこちら
【茶舗山年園】国産100%カモミールティー
無農薬、無添加の安心して飲めるカモミールティー。地元生産者の方が原料にこだわり大切うに栽培した国産100%の商品です。手軽に作ることができるティーバッグタイプが好評です。
【ナチュラルショップなごみ】ラベンダーハーブティーオーガニック
ハーブティーとして飲むのはもちろん、ポプリや入浴剤としても使える商品です。ラベンダーの清々しいフローラルな香りが楽しめます。
ストレスを感じたらオーガニックのラベンダーハーブティーで一息ついてみていかがでしょうか。
【ヴィーナース】セントジョーンズワートティー
無農薬のセントジョーンズワート(西洋オトギリソウ)を100%のハーブティーです。
セントジョーンズワートは、古代ギリシャ時代より使われてきた伝統的なハーブ。気分が落ち込んだり、元気になりたいとき、イライラしたときにおすすめです。
【セレッシャル】スリーピータイム
カフェインフリーのハーブティーです。カモミールをベースに、スペアミントやレモングラスなどをブレンド。
少し清涼感のある味なので、好みは分かれるようですが、商品名の通り『飲んだら眠くなる』という口コミが多くあります。
【ナチュラルリズム】オーガニック ブレンドハーブティーセット
15種類の中から10種類を選んで注文できるハーブティーセットです。
ナチュラルリズムは1992年からハーブティーを販売しており、農薬や化学肥料を使わずに、野生・有機無農薬栽培したハーブを使用しているのが特徴。
女性の月一ブレンドやぐっすり安眠ブレンドなど、悩みに合わせたブレンドティーが選べます。
【茶舗山年園】国産100%レモングラスティー
レモングラスにはシトラールというレモンと同じ成分が含まれているため爽やかな香りを楽しむことができます。
リフレッシュ効果とともに消化促進してくれる心強いハーブティー。国産100%の無農薬、無添加タイプを選ぶと安心です。
【ポンパドール】ローズヒップ&ハイビスカスティー
高品質な紅茶に定評があるドイツのテーカン社。その高度な製茶技術を活かして1913年にハーブティーのブランドとして「ポンパドール」を立ち上げました。
ローズヒップのフルーティーな風味とハイビスカスの酸味が絶妙にブレンドされた人気商品です。
美しい色みと爽やかな甘酸っぱさが楽しめます。好みによってハチミツを加えててもおいしいハーブティです。
【ガーデンオブアンデス】オーガニックレモンバーム
アンデスに暮らす人々が太古から長寿をかなえる万能薬として愛飲していたレモンバームティー。柑橘系の爽やかな味わいは飲みやすく心を落ち着かせてくれます。
チリ原産のオーガニックレモンバームが飲みやすいティーバッグになっている商品です。夏場は冷やして飲んでもおいしくいただけます。
【ポンパドール】ペパーミントリーフ
ドイツで130年以上もの歴史をもつ紅茶メーカーのハーブティーブランド。世界トップレベルの生産量を誇りハーブティーの製造においては世界中から厚い信頼を集めています。
豊富な種類のハーブティーを展開していますが、ペパーミントリーフは定番商品。清涼感のある爽やかな香りと風味は毎日でも飲みたくなる心地よさがあります。
無香料、無着色の体にやさしいハーブティです。
【セレッシャル】シナモンアップルスパイス
アメリカでシェアナンバー1を誇るハーブティーブランドがこのセレッシャルズ。
さまざまなヒット商品を展開するなか、シナモンアップルスパイスティーはもっとも人気のある商品のひとつです。
シナモンを中心に相性のいいアップルとハイビスカスやカモミールなどが加わっています。シナモンの香味がほんのりと甘いアップルと相まっておいしくいただけます。
【クリッパー】オーガニック カモミールティーバッグ
英国生まれのクリッパーは有機紅茶の世界的なトップブランド。ハーブティーにも定評があります。
オーガニック カモミールティーバッグは有機カモミール100%の健康と美容にいいハーブティー。嬉しいノンカフェインです。
リラックスタイムに、目覚めの一杯に、運動後の水分補給に、お休み前にといろんなシーンで楽しむことができます。
[4] リラックス系ハーブティーをもっとおいしく味わう方法&注意点
ハーブティーは主に茶葉とティーバッグの2種類があります。
・茶葉の場合
水の分量がティーカップ一杯(約120ml)に対して、茶葉の量はティースプーン1~1.5杯を目安にしましょう。
・ティーバッグの場合
ティーバッグはカップ一杯に対してティーバッグひとつですが、好みの濃さに調節して飲むやり方もおすすめです。
・湯温は95度
茶葉でもティーバッグでも、お湯の温度は95度くらいが適切と言われています。種類によっては冷やしてもおいしくいただけます。
・そのほかの注意点
ノンカフェインタイプのハーブティーであれば、妊娠中や授乳中でも飲めますが、なかには子宮の収縮を促す作用のあるハーブなど、母体や赤ちゃんに影響を及ぼすものもあります。
自己判断は危険ですので、少しでも不安がある場合は専門家に相談しながら選びましょう。
[5] ハーブティーに関するよくある質問
ハーブティー初心者の方はもちろん、普段からハーブティーを生活に取り入れているという方のなかにも、「これってどうなのかな?」と思うことがあるのではないでしょうか。
こちらではそんなハーブティーに関するよくある質問や、気になる疑問に回答します。
ハーブティーは寝る前に飲んでもいいの?安眠効果は?
ハーブティーは寝る前に飲んでも問題ありません。
ただし、寝る前にカフェインが含まれるものを飲んでしまうと、脳が覚醒して寝付きが悪くなってしまいます。
カフェインの入っていないものをセレクトしましょう。
また、ハーブにはリラックス作用が高いものが多く、安眠効果も期待できます。
特にラベンダーやカモミールなど、自律神経を整える効果があると言われるものは高い安眠効果が期待できるので、就寝前の一杯におすすめです。
アロマとハーブの違いは?リラックス効果が高いのはどっち?
ハーブは英語で薬草のことを言い、アロマはハーブから抽出された香りの成分をさします。
ハーブティーのよう体内に摂り入れることができるものがハーブ、アロマテラピーのように香りを楽しむものがアロマと考えてよいでしょう。
ただし、ハーブティーはお茶として体内に摂取するだけでなく、アロマも楽しめます。
お気に入りのアロマを嗅ぎながら、ハーブティーを飲めば、よりリラックス効果が期待できるかもしれませんね。
茶葉タイプとティーパック、どちらがオススメ?
茶葉タイプとティーバッグ、どちらがいいのかわからない方も多いと思いますが、自分の生活スタイルに合ったものを選べばOKです。
茶葉タイプは袋に入っていない分、ポットの中で「ジャンピング」と言われる茶葉の対流が起きやすい特徴があります。
ジャンピングが上手に起きると、おいしい成分がより一層抽出できます。
「ティーバッグは茶葉で淹れるよりも味が劣る」と思っている方も多いかもしれません。
しかし、なかに入っている茶葉の質や量は変わりません。味は引けを取らず、手軽においしいハーブティーを楽しめます。
目の疲れにも効くハーブティーってあるの?
眼精疲労に効果が期待できる成分として、ポリフェノールの一種である「アントシアニン」が知られています。
そんなアントシアニンが含まれるハーブとして知られているのがハイビスカスです。
ハイビスカスの赤い色素成分である「アントシアニン」が、疲れた目にも優しいと言われています。
ハイビスカスには酸味のあるクエン酸が含まれているので、代謝を整えて身体の疲労をケアする効果も。
目の疲れだけでなく心身ともに疲れたときは、ハイビスカスのハーブティーでリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。
[6] ハーブティーでリラックス!いい香りでリフレッシュしよう!
ストレス軽減や疲労回復効果など、さまざまな効果が期待できるハーブティー。
ティーバッグタイプなど手軽に飲めるものも多いので、自宅やオフィスでの休憩時間にもおすすめです。
忙しい方やストレスを感じやすい方は、ぜひ自分に合ったハーブティーを選んで、毎日のリラックスタイムに取り入れてみてはいかがでしょうか。